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2009年9月27日 (日)

レビュー「スタバではグランデを買え!」吉本佳生

身近なものから経済が考えられて、読みやすかったです。

例えば、タイトルにあるように、著者は、スタバではグランデを買うと店側にも、客側にもプラスですよってことを説明している。グランデとは、Lサイズのこと。スタバをはじめとしたシアトル系コーヒーのチェーン店では、サイズが大きくなっても価格は2倍になったりせず、サイズが一つ大きくなる毎に100円ずつ値段が上がるだけなので、コーヒーをたくさん飲みたい人、長居したい人にはお得です(冷めてまずいとか、置いとくとまずくなるとかはおいといて)。これで客に得なのはわかります。では店側にとってはどうなのか。コーヒー一杯に占めるコーヒー原価はかなり安く、ほとんどは人件費、水道、電気代、家賃などの経費。ならば、量を倍にしたところで店にかかる費用の負担はほとんど変わらない。だから大きいサイズでお客に買ってもらった方が利益率がでるという仕組みだ。

他にもわかりやすい話はたくさんでした。
・家電量販店等はなぜ近くに集中するのか
・ケイタイ料金はなぜあんなに複雑なのか
・テレビやデジカメの料金がどんどん下がるのはなぜか
・大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか
・100均の品が安い理由

とか。

これを読んでる最中にアウトレットに行ったらアウトレットのシステムも同じなのかなーって思いました。店としては高く売れる客には高く、安くしか買わない客には安く売る、というのが鉄則。ならば、最新のもの(服)が欲しい人には高い値段で買ってもらって、ちょっと値段が落ちる代わりに、少し古くてもいいですよって客にはアウトレット(もしくはセール)で安く売る。これが合理的に売るやり方なんだろうなーって。お店が一番儲けることができるシステム。店によってはアウトレット用につくった品なんてのもあるんですがこれも本書の内容から説明できる。100均のシステムの一部と同様で、服をつくる工場や人手のあいてる時間に効率よく作る等すれば、製作コストを抑えて販売できる。ってことなのではないでしょうか。

「経済」というものを学ぶ良い機会になりました。

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