学力テスト 結果公表 7割が支持
-学力テストの結果公表、保護者の7割が支持-
『小学6年と中学3年を対象に実施している全国学力テストで、保護者の約7割が「学校ごとの結果を公表すべきだ」と考えていることがわかった。』
これは危険だと思う。学力テストの結果公表が義務化されれば、当然教育の現場に競争制度が持ち込まれる。そうすれば、当然優秀な学校は伸びるが成績が悪い学校は人気がなくなり、生徒数は減るだろう。現在は生徒の学校選択性はあまり導入されていないが、今後選択性が導入される事になり、結果公表も義務化されれば、教育格差社会を作り出す可能性は更に増す。
まさに、「ルポ・貧困大陸アメリカ」の著者である堤未果氏が危惧している事態である。アメリカの教育の質が格段に落ちたことの原因の一つを「全国一斉学力テストの義務化」であるとしている。この制度では、生徒たちのスコアが悪くなると、教師は減給や降格などで切り捨てられていく。更にある一定レベル以下になると政府からの助成金カットにより、学校自体が廃校にされるのだ。この制度によって教師が鬱などの精神病になるか生き残りの為にインチキをしてしまうのだという。そしてアメリカの教師の質は落ち、教育格差も生まれた。
現在は教育委員会は半数以上がテストの結果公表について反対しており、そちらのセーブが効いてるから安全だが、今後も注意が必要だと思う。
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