朝5時、朝日を見るために起きる。昨日のトランプの罰で私がちょうど良い時間に二人を起こした。今日の日の出は5時42分である。このあたりの経度は北海道あたりの位置だ。しかし、日の出はくもっていてほぼ見えず。若干赤くなっていたのが確認できただけだった。残念…。

二日目 朝日
体調を心配し、再び寝る。6時に部屋の電気がついた。みんな起きるのはやいんだな。社会人ばっかだし。
8時半、誰かの会話で目覚める。「晴れてたね~」
ほんとに!?テンションがあがり、一人でばっと起きてデッキに向かう。青い空!気持ちいー!360度青い空!船、いい。そして暖かい。

青い空
10時、小笠原諸島北部の島が見えた!久々の陸に興奮。海が青い!
12時到着、島イン!あ、まじで海が青い…。25時間の船旅は終わった。
港では各旅館の人が迎えに来ていた。私達の泊まる「民宿ささもと」のバイトの姉さんが迎えに来ていた。そしてちょっと待ったら車で笹本さんが迎えに来てくれた。港から民宿までは五分かからない程の近さだった。
民宿に荷物を置いてすぐに出掛けた。今日はとりあえず一番近くの「大村海岸」で泳ぐ!がメイン。まずは食事。「波食波食(ぱくぱく)食堂」で昼飯をいただいた。
とあるやさしい人に「島特有の植物を見る旅」に連れて行ってもらった。本当ならばナイトツアーっていうのに参加して植物を見る旅に行くのだがお金がない私達はなんとか自力でその植物を見たいと思った。で、その優しい人に「この辺でその植物見られる場所ありますか?」と訪ねたところ「見れるかわからないけど私の農園があるから来るか?」と誘っていただき、お言葉に甘えておじさんの車でついて行った。メンバーは同じところに泊まったおじさん(中尾彬)とバイトの姉さん。農園の前にいろんな場所を回ったが植物は見れなかった。事前に雨が降るなどの条件が揃わなければ見れないらしい。そこでおじさんの農園に。「ジャングル通り」とよばれる轍だけの道を通りようやく農園にたどり着いた。農園と言うよりはジャングルだった。細い道だった。ガジュマルの木がうねりすぎて
くぐるように通る場面もあった。植物はなかなか見つからないが、正直、この時点で楽しかった。20分くらいジャングルの奥に行ったころだろうか。植物は見つからず、おじさん「今日はだめだ、ひきかえそう」とおっしゃった。残念だなーと思ったが、「今日はおとなしく寝るか」と思ったが、本番はこれからだった。おじさんの引き返す方向について行った。だが、数分して一同の頭に同じ言葉がよぎる…「こんなとこ、通ったか?」おじさんはわりいなー間違えたわーみたいな感じで陽気だった。方向転換して別の方角へ行くが、さっきの道ではない。「まあとりあえず上に行こう、上に行けば着くだろ(笑)」みたいなノリでしゃべってる。そして、道無き道を、草木をなぎ倒し、木をよけ
ながら、進む。とにかく進む。だが、全然道は見えてこない。どころかどんどん険しくなって「明らかに通れないだろ」ってところまで進んでいく。アップダウンも激しくなってきた。リアルに遭難したと思った。一緒に行ったメンバーも同じことを考えていた。野宿も考えた。ヘリコプターで助けに来てくれるのかとも考えた。
それでも、なんか、かなり、ほんとに、楽しかった。このスリルと、普段の生活じゃ味わえない感覚。暖かいから死ぬわけじゃないし野宿でも最悪許せると思った。
そして、22時前くらい、迷いに迷って、でた場所におじさん。「着いた!」
「まじで!?」「やったー」「よっしゃー!」ってものすごいハイテンションになった。島に着いた時のテンションよりもハイ。透き通る海に入った時よりもハイ。もうあがりまくってみんなでハイタッチなんかしてた。まだ出会って数時間しか経ってないのに「仲間」だった。
そのあとはもう無事だった。おじさん所有の牛を見せてもらった。おじさんはニワトリも飼っていた。ニワトリ小屋のドアが開いていて、誰かが「ドアあいてて大丈夫なんですか?」って言ったら。「だめだ(笑)」って言って閉めてた。もう、おじさんやんちゃ
そしてようやく帰れた。ほんとーに楽しかった!
上陸。
海。
くじら。
夕日。
ナイトツアー(遭難)。
濃すぎる1日だった。まだ小笠原半日なのに…。小笠原やべー!まじでおもしれー!
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