ポスト京都議定書

2009年9月23日 (水)

ポスト京都議定書 最新動向 09.9.23 ~鳩山首相中期目標 90年比 25%削減へ~

久々ポスト京都議定書中期目標の話題です。衆議院選挙で民主党が大勝し、表明してきた、「日本は2020年までに1990年比で25%削減する」という目標を国際的な場でついに表明しました。国連気候変動首脳級会合の開会式の話です。

主要な動きをまとめると

日本:1990年比 -25%
アメリカ:1990年比 ±0
EU:1990年比 -20%

です。麻生首相が表明した目標とはまったく異なり、EUをもごぼう抜きだ。これを表明することにより、国際的なリーダーシップをはかり、他国にもプレッシャーを与える形だ。

表明することには反対しない。すごいことだと思う。むしろ評価する。ただ、鳩山内閣が事の大変さを本当に認識しているかどうかが問題。以前にも記載したが、1990年から2005年度での達成度は
日本:プラス7%
EU:マイナス4%
である。EUとのこの差をどう埋め、更に逆転までもっていくのか。別に競争じゃありませんが、比較として。経済界に対するダメージもわかっての上での発言なのか。

懸念されているのは日本のものづくりに対するダメージだ。これで規制が強まり、日本でもものづくりが厳しいとなれば海外への工場移転は免れず、雇用問題にも発展。日本の資本だとか、日本系の企業はどこの国でも「日本の排出」とみなされるとかあるのでしょうか、その辺勉強不足でわかりませんが。

鳩山内閣には血を吐くくらい努力してもらわねばなりません。企業はかなりの無理を強いられるんだから政府がまず率先して苦しいことして欲しい。

例えば地方まで含めてすべての民主党議員は車は一切使わず公共交通機関を使用します、とか。例えばですがそんくらいの気合をみせて欲しいです。

切り札が「排出量取引」なんて寂しい。結局金で解決する仕組みはどこかでほころびが生まれる気がする。

自分達が身を削ることで、国民を理解を求めていく、そんなリーダーシップが必要なのではないでしょうか。

とはいえ、自分もがんばらなきゃです。

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2009年6月11日 (木)

ポスト京都議定書 最新動向 09.6.10 ~日本の中期目標決定!~

6月10日、2020年までの温暖化ガス削減における日本の中期目標は2005年比で15%減に決定したと麻生首相が表明した。

4月に発表した6つの選択肢にはない15%減。麻生首相の表明を見ていたら結構納得してしまった。ギリギリの線で調整していたと思う。私的には十分な目標じゃないかと思う。これ以上っていっても京都議定書みたいに口だけになりかねないし。今回の目標は国民もかなり気合いれないと達成できないと思う。

経団連とか経済産業省とかはじめ、いろんなとこから叩かれるだろうな。どっちに転んでも叩かれるんだから今回は攻めたからいいのではないでしょうか。

表明の中にもあったけど、行政、産業、国民、ほんとに全部が協力してみんながモチベーションあげてかねばならないと思う。

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2009年6月 9日 (火)

ポスト京都議定書 最新動向 09.6.9 ~日本、05年比 14%減へ最終調整~

日経新聞より

日本の2020年時点の温暖化ガス排出削減の中期目標は05年比14%減(90年比7%減)とすることを明日10日、首相が発表するようです。

一週間前くらいからこの数値になりそうだってでてたので今更驚きませんかね。05年比ってのも日本は前から言ってましたから。

日本の長期目標の2050年での目標は現状比6~8割減のようです。

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2009年6月 6日 (土)

ポスト京都議定書 最新動向 09.6.5 ~作業部会 4日目を過ぎて~

現在の各国の情勢・提案・姿勢は以下の通りだ。

日本:90年比7%減(ただし、基準年は05年にしたい構え。05年だと14%減案)

EU:90年比20%減。他国が追随すれば30%減も

アメリカ:90年比±0(ただし、基準年は05年にしたい構え。05年だと14%減案)

中国:先進国に90年比40%以上減案を求める

アメリカは以前からしたらこんなものかな、と思う。進歩した。こうみるとやはり日本は消極的かもしれません。

作業部会は12日まで。それまでに中期目標が設定される、はず。

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2009年6月 1日 (月)

ポスト京都議定書 最新動向 09.6.1 国連作業部会スタート

今日から国連作業部会が始まりました!ドイツのボンです!テーマはもちろん、ポスト京都議定書の話し合いです!大事な会議ですね。

また書いてこうと思います。

ところで、2007年のEU全体の温暖化ガス削減値が今日の日経新聞に出ていたのですが、90年比9.3%減です!EUの京都議定書の目標値は90年比8%減なので、これはほぼ達成するとみていいのでは。京都議定書は2008年~2012年ですからね。経済成長をいれてもできそうじゃないですか?

ちなみに減少は3年連続。前年比1.6%減です。過去三年で最も大きな排出削減に成功。

やっぱEUすごいですわー。

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2009年5月30日 (土)

ポスト京都議定書 最新動向 09.5.29 ~関東知事会~

『関東地方知事会は28日、温暖化ガス排出削減の2020年までの中期目標について「1990年比15%以上の削減」を国に求めることで合意した。会議には関東一都六県と山梨、静岡、長野の三県の知事らが参加。近く国に提出する。』

素晴らしいですね。現状では日本の削減目標は「7%減」有力。国は経団連からプレッシャーかかってる気もするし守りに入ってる。その時に地方の知事がこういう風に「もっとやれよ~」って声を張り上げれば国も少しは動くかも!?

いつも言ってますが大事なのは私もそうですが民衆の意志なんですね。今の日本には全然足りない。国がどうこうしろって雰囲気や、そもそも温暖化に感心すらない。最近では「温暖化はウソ」的な発言、本もありますしね。

一人一人が変わらなければだめなんですよね。でも、プラスに考えれば家庭内で削減しようと思えばだいたい省エネとかになる訳です。コスト削減になるわけです。省エネ対応の電化製品を買うってのは長い目で見れば家庭内の経済をよくするし簡単に考えれば無駄な電気を消す、使ってないコンセント抜くってそれだけでもいいのですから。経済にも環境にも優しいエコ、はじめませんか?

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2009年5月29日 (金)

ポスト京都議定書 基準年とは

1990年比??2005年比??

現在、ポスト京都議定書において、設定する基準年を巡り、論争が激しくなっている。それぞれ日本は2005年比、EUは1990年比の削減目標に設定したい構えだ。それはなぜか?

単純に双方は都合の良い年を提案している。

日本の言い分は、「日本は1990年の時点で他地域より省エネが進行していた。だから1990年比だと、既に進んでいた分、そこから削減するのは他国より大変だ」ということ。

それに対しEUは、「EUは1990年から削減に必死で取り組んできた。その為、2005年比にしてしまったら努力してきた分がポスト京都には考慮されなくなる。」

ということでしょう。

ちなみに、1990年から2005年の排出達成度は

日本:1990年比プラス7%

EU:1990年比マイナス4%

である!!!!!ドイツにいたってはマイナス20%!!!

日本は全然努力が足りないのです。EUはすごい!特に環境大国ドイツは全然違う。

日本は努力が足りない分、先の言い分の説得力に欠ける。これで2005年て目標にしても、「1990年比では達成できなかった(むしろ温暖化ガス増加させた)から楽にしただけ」と揶揄されてもしょうがない気がする。

EUの言い分はもっと大きい理由かもしれない。すなわち、「そんな目標じゃ温暖化は防げないよ」と。

もうすぐ中期目標を決定する6月に入ります。

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2009年5月25日 (月)

ポスト京都議定書 最新動向 09.5.25 ~日本、7%削減か!?~

ここに来て、7%削減が日本の温暖化ガス削減の目標の候補として有力となりました。

24日に開かれた、首相直轄の地球温暖化問題に関する懇談会で、有識者の意見を聞き、世論調査でも7%削減が45.4%と多かった為だ。

環境問題と経済への影響のバランスをとっての数値でもある。

最終的には6月半ばに麻生首相が決定する。

でも、日本ていう国の経済と、例えば温暖化が進んで一つの島が沈むのではどっちが重要ってなった時、島が沈むのは重大問題だ、と思う。

でも、それはきれい事だ、とも思う。日本における貧困層の生活は苦しい。これ以上の経済苦は経済以上に自殺者、うつ病の増加など日本におけるダメージはでかいだろう。

だから、まずは自分の努力からはじめることにしました。偉そうなことばっか言ってましたが、環境問題は一人一人の行動がかなり重要。チームマイナス6%!環境マインド!

とりあえず、一週間前に買った冷蔵庫の電源を消すことにしました(笑)風呂の水も節約してます。

話をもどしまして。しかし新興国とはもめるでしょう。こないだ中国が「先進国は40%削減せよ」と言ってきたばかりです。

アメリカの下院議長は中国に今頃?行ってて交渉してるでしょう。

どうなることか…先はまだまだ長いです。・・・とりあえず自分の活動からですわ!

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2009年5月23日 (土)

ポスト京都議定書 最新動向 09.5.23 ~アメリカ~

『米下院エネルギー・商業委員会は21日、温暖化ガスの削減目標を設定し、排出量取引制度の導入を盛り込んだ温暖化対策法案を賛成多数で可決した。

中期目標:2000年比で20%削減の目標

長期目標:2050年までに2005年比で83%削減の目標』

これが通ればなかなかがんばった目標になるのでは。上院で野党の共和党の反対が予想される。

オバマ政権に変わってから、ですよね。アメリカ急発進て感じですね。

日経新聞より

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ポスト京都議定書 最新動向 09.5.22 ~中国~

『中国、40%以上要求』

『中国政府は先進国に2020年までに1990年比で40%以上の温暖化ガス削減を要求する方針を明記した。』

『途上国については国情に応じて自主的に排出を抑制するとし、排出量削減の義務付けを拒否した。』

…厳しいですねー中国。4月に発表された日本の中期目標の6案でも最大は90年比で25%削減。しかもこれは「ほぼすべての機器を義務的に最先端省エネ機器に。企業活動も一部制約」という内容での25%。

温暖化対策には積極的なEUでも40は厳しいと見ています。最終的には40なんてならないと思うけど中国にとっては「我々は断固義務目標は立てない」という布石だろうか…。

日経新聞より

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